2021年もよろしくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます。 管理人の年末年始は、上の写真にある米国倉庫からの荷物の検品に追われ、あっという間に終わってしまいました。 今回の荷物では希少部品が多く入ってきたため、整理が終わり次第ショップにも掲載していきたいと思います。 もはやストーブ本体が買えてしまうほどの値段になりつつある2レバーストーブ用ジェネレーター、508-5891、400-5891なども結構な数を入手することができました。 管理人がもっとも好きなランタン、コールマン222のバルブアセンブリーのNOS部品も手に入れること ...
コールマンNo.0銅製ファンネルの固着したブルーフィルターのはずし方
上の写真は1940年代に製造された、コールマンNo.0カッパーファンネルのUsed品。 80年以上も前に作られたファンネルが、どんな使われ方をして管理人のもとにやってきたのか・・・。 無類のファンネル好きの管理人としては、お気に入りのファンネルを眺めながら個体の歴史に思いを巡らせるだけで一晩酒が飲めたりします。 今回はブルーフィルターが固着して外れなかった、No.0カッパーファンネルのお話です。 ブルーフィルターが外れなくて困っている場合には読み進めてみてください。 アルミファンネル編も以下の別記事でご紹 ...
コールマン400/505/508/576などのバーナーボックス不燃材について
上の写真はコールマンピークワンストーブ400シリーズ、505、508、576などのバーナーボックスを分解すると出てくる不燃材。 ゴミのようにも見えますが、バーナー点火時の初期燃焼を安定させる重要な役割を担っています。 オークションなどで入手した中古品になると、そもそも前オーナーが捨ててしまっていたり、真っ黒こげな状態になっているものも多いです。 この一見ゴミのように見える不燃材、コールマン社からはパーツとして供給されておらず、朽ちてしまったまま使用すると点火時にストーブが火だるまになったりします。 このペ ...
コールマン500リプロ品ジェネレーターのニードル先端研磨
独特の星形八角ゴトクがコールマンフリークの目を引くモデル500スピードマスター。 カナダ版はスポーツマスターと呼ばれますが、管理人が大好きなストーブのひとつです。 消耗部品のひとつ、ジェネレーターも当面は国内外のパーツショップから入手できる状態です。 純正部品に対して社外互換品をリプロダクション品(リプロ品)と言いますが、コールマン500のジェネレーターもリプロ品が流通しています。 このリプロジェネレーターなのですが、そのままの状態でもストーブとしての機能は果たしますが、品質にばらつきがあり調整が必要なも ...
コールマン500ストーブと222Bランタンのタンク内異物取り出し事例
オールドコールマンを入手すると、特に気になるのが燃料タンクの状態。 管理人の大好きなモデル500スピードマスターの初期型などは、タンクのほとんどが真鍮製でありながら、底が鉄の素材でできていたりします。 せっかくなら全部真鍮で作ってくれたらよかったのに・・・と思うのは、きっと管理人だけではないはずです。 燃料タンク全体を真鍮素材で作るのには、加工のしやすさ、強度等の絡みがあったのでしょう。 タンクが鉄でできているオールドコールマンにとって、錆の進行状態は大事なチェック項目です。 その燃料タンク内の錆をチェッ ...
コールマン500スピードマスターLighterレバーのグラファイトパッキン交換
ストーブやランタンのバルブ周りによく使われるグラファイトパッキン。 ビンテージストーブやオールドコールマンを持つようになって初めて「グラファイトパッキンとは何ぞや?」となるケースが多いんじゃないかと思います。 グラファイトパッキンは耐熱性に優れていることから、高温にさらされるストーブやランタンのパッキンとして使うにはもってこいの素材なのです。 素材は膨張黒鉛で、鉛筆をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。 エンピツが使うとどんどんすり減っていくように、ストーブやランタンのグラファイトパッキンも使 ...
コールマン500フィラーキャップのインナーディスクガスケット自作交換
独特の星形八角ゴトクにファンの多い、コールマン500スピードマスター。 状態のいいものはなかなかeBayやヤフオクにも出てこないものです。 入手したものがきちんとメンテナンスされた実働品であればまだしも、オールドコールマンを持つということは自身での整備が必須と覚悟しておく必要があります。 今回はオールドコールマンのメンテナンス入門に最適な、インナーディスクを持つ242系小径燃料キャップのガスケット交換についてご紹介します。 3ピースタイプフィラーキャップのガスケット交換は簡単なので、気軽に読み進めてほしい ...
コールマン502フリーク待望のリプロジェネレーター502-5891供給開始
オールドコールマンを持つと必ずぶち当たるのが消耗部品の問題。 ストーブ、ランタンともに最重要部品ともいえるジェネレーターは、その個体がただの飾りに変わるかどうかのカギを握っています。 愛好家の多いモデルについては、コールマン社純正パーツの供給後も主要部品のリプロダクション品が開発されるケースが多いです。 製造からおよそ50年ほど経つモデル502スポーツスターも、いまだキャンプやBBQで現役で使う愛好家も多いコールマンの名機のひとつです。 その502ストーブ用ジェネレーター502-5891も、2020年初頭 ...
コールマン222系バルブのエキセントリックブロック形状3種類
今年に入ってからコレクション管理のためにリスト化したコールマン222シリーズ。 リストに入っている個体だけでも、いつの間にか40台を超えていることが判明。 お金の減り方の早さと部屋が狭くなった理由がはっきりしました(笑)。 未点火品からジャンク品まで、家じゅうがホエーブスとビンテージコールマンだらけになってたりします。 コールマン500とピークワンランタン222は毎日のように整備していますが、1週間に1台仕上がるかどうか・・・。 中にはレストアに1か月以上かかる個体もあったりして、日々新しい発見をしながら ...
保護中: コールマン2レバージェネレーターの再生|グラファイトパッキン交換マニュアル
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コールマン576ピークワン2レバーストーブ76年1月製の修理
ショップでパーツをお買い上げいただいたお客様から、修理のご依頼。 とろ火ができるストーブとして人気の高い、コールマンの2レバータイプのピークワン576。 40年以上前に製造された76年1月製。 消火に時間がかかることから、フィードチューブ内のバルブコア不良を疑いバルブアッセンブリーをご購入いただきました。 まったく同じパーツの換装なので、特別必要な工具等もなく通常は短時間で終わるメンテナンスです。 しかし、組み付けようとしてもタンクにバルブがねじ込めないと、お客様からご相談があり修理をお引き受けすることに ...
ホエーブス625未点火品のバーナーキャップ(サイレンサー)が外れない!
かつて国内の登山家から絶大な信頼を得ていたシングルバーナー、ホエーブス。 オーストリア製ですが、日本の多くの山岳会で標準装備として採用されていたほどです。 多人数パーティー向けのPhoebus 625、単独行や少人数パーティー向けのPhoebus 725が代表モデルです。 ホエーブス愛好家によって予備にと確保されていたNOS品(未使用長期保管品)が、今でもたまにオークションなどで取引されています。 かくいう管理人もはじめて手にしたストーブがPhoebus 725だったため、ホエーブスの魅力にとりつかれた一 ...