Johnny

コールマンポンプカップ

ストーブ ランタン

2022/12/4

コールマンポンプカップ(ネオプレーン製)216-1091の購入制限

上の写真はコールマン純正ポンプカップ、ネオプレーン製の品番216-1091。 ショップやオークションに出品する個体の多くは、このポンプカップも新品に交換しています。 リュブリカントを事前に浸み込ませる作業が必要がないため、ショップではネオプレーン製のポンプカップを主に使用します。 ポンピング時の感覚の違いから皮製のポンプカップと好みが分かれるところですが、メンテナンス性ではネオプレーン製に分があるかと思います。 ただ、最安で購入できるコールマンオンラインショップで購入しようとすると、管理人の場合以下のよう ...

コールマン226のバルブアセンブリー

ランタン

2022/11/7

コールマン226ピークワンランタンのバルブ&フューエルチューブ修理

上の写真はショップでお預かりした、コールマン226ピークワンランタンの修理完了品。 ピークワンランタンはモデル222から始まり、222A、222Bと続き、この226になります。 ピークワンランタンは管理人が高校生の時にはじめて手にしたコールマンでもあり、もっとも思い入れのある機種です。   修理のご依頼内容 上の写真がお預かりした際の226。 もう少し詳しく見てみます。   点灯しても5分ほどで消えてしまうということで、ネットで調べた情報をもとに修理に取り掛かったということでした。 一般に上記症 ...

コールマンプロパンランタン5414

ランタン

2022/10/30

コールマンプロパンランタン5414の消火不良修理

上の写真はコールマンプロパンランタン、モデル5414。 222などピークワンランタンのプロパンバージョンです。 バルブアセンブリーやジェネレーターは異なりますが、バーナーフレームやベンチレーター等ガソリン仕様のモデルと多くが共通部品となっています。 先日メルカリ経由で購入いただいた下の写真の部品が、消火不良といううことでショップに戻ってきました。   症状はバルブを閉めても消火できないというもので、バルブアセンブリーを分解して原因を探る必要があります。 ただ、この5414のバルブアセンブリーには ...

コールマン200A

ランタン

2022/10/25

点火しないコールマン200Aのメンテナンスログ

上の写真は点火しないとのことでショップでお預かりしたコールマン200A。 ベンチレーターが赤の通称クリスマスランタンなのですが、燃焼確認に必要のないグローブやベンチレーター等の部品は、送料節約のため送らないようにしてもらっています。 先日もご返送したピークワンランタンの開梱時にグローブを割ってしまったお客様がいました。 ランタンの修理時にグローブは必要ないので、当方のショップに限らず、無用な破損リスクを避けるためにも必要なもののみ送るようにするといいです。 タンク内錆取りの定番花咲かG タンククリーナーを ...

コールマン502A5571

ストーブ

2022/9/11

コールマン502A5571|燃料バルブアッセンブリー初期型と後期型の違い

上の写真はコールマン502用燃料バルブアッセンブリーコンプリート、品番:502A5571。 1962~63年に製造されたモデル502に装着されていた部品の超希少なデッドストックになります。 2022年9月現在、ショップにて販売中なので、該当モデルをお持ちでオリジナルにこだわる方にお持ちいただければと思います。 eBayから入手したものですが、手にした際に何か違和感を覚えました。 下の写真をご覧になってみてください。 冒頭の写真と比べてみると、バルブノブの色が赤か黒かの違いだけのようにも見えますが・・・。 ...

ストーブ

2022/7/25

固くて回らないコールマン500の燃料バルブの外し方

上の写真は短期間のみ製造されたレアなコールマン500、カナダ工場製のシーフォームグリーンモデルです。 コールマン500に限らず、オールドコールマンのタンクにねじ込まれている燃料バルブの取り外しには、苦労することが多いのではないかと思います。 力任せに燃料バルブを回すと、タンクが変形してしまうこともあります。 燃料バルブがスムーズに回らないのは、燃料バルブに塗布されている燃料バルブが原因であることも多いです。 そもそも取り外しを想定していないのか、経年により硬化してしまったのかわかりませんが、接着剤のような ...

コールマン508と400

ストーブ

2022/7/21

コールマン508の黒レバー破損修理と400のグラファイトパッキン交換

上の写真は2台まとめて修理のご依頼をいただいたお預かり品。 コールマンの名機508と400、いずれも人気の2レバーストーブ。 とろ火ができるストーブとして、フィールドでお米を炊くキャンパーには特に人気があります。 しかし、どんな道具もノーメンテで使い続けることはできません。 先の508は黒レバーが折れてしまい、400は黒レバー基部からの燃料漏れが止まらないということでショップでお預かりしました。 コールマン2レバーストーブのジェネレーター修理については、毎日のようにお問い合わせをいただきます。 2レバー用 ...

コールマン2レバージェネレーター

ストーブ

2022/7/8

修理事例|コールマン2レバージェネレーターのグラファイトパッキン交換

上の写真はショップでお預かりしたコールマン400Aのジェネレーターレバー基部。 六角ナットの締め込みしろが全くない状態です。 黒レバー基部にはグラファイトパッキンが挿入されており、六角ナットを適度に締め込むことでパッキンの機能を果たします。 グラファイトパッキンの素材は黒鉛なので、鉛筆と同じように使用に伴い摩耗していきます。 冒頭の写真のように六角ナットの締め込みしろがなくなった時が、グラファイトパッキンの摩耗限界、つまり部品の寿命です。 コールマン社ではジェネレーターごとの交換を推奨していますが、ご存じ ...

ジェネレーター修理

ストーブ

2022/6/26

コールマン2レバージェネレーターのロウ付け、黒レバー折れ修理

上の写真はショップでお預かりしたコールマン2レバージェネレーター。 2レバーピークワンストーブ用ジェネレーター400-5891、508-5891、505-5571などは、新品はもちろん中古品ですら10,000円を超えるようになりました。 なので、直して使おうというユーザーも多いのですが、失敗すると冒頭の写真のように黒レバーを折ってしまったり、ロウ付け部品がバラバラになったりします。 そのような場合、黒レバー折れについては代替品の作成、バラバラになった部品はロウ付けで修理可能です。 内部のエキセントリックブ ...

ジェネレーター修理

ストーブ

2022/6/11

コールマン2レバーストーブピークワン400Aジェネレーター破損事例

上の写真はヤフオクでご落札後に動作不良で返送されてきた、400Aジェネレーター基部。 目視でわかる亀裂というより、破断のほうが適切な表現かもしれません。 管理人が動作確認した際に撮影した動画は以下になります。 もしも冒頭写真のようなクラックが最初から入っていたのであれば、とても撮影どころではなかったでしょう。 落札者様いわく、ジェネレータージャムナット付近から小さな火が出たため、いったん消火してジャムナットの増し締めを行ったとのこと。 ところがジャムナットの増し締めを行ったあと、燃料が漏れる量が増え、ジャ ...

ストーブ

2022/5/22

コールマン500カナダ1947年3月製シーフォームグリーンモデル

上の写真は1947年3月製コールマン500カナダ、レアなシーフォームグリーンモデル。 色についてはパステルグリーンともいわれます。 管理人は1947年2月と3月の刻印しか見たことがありませんが、シーフォームグリーンモデルは2年間ほど製造されたと聞いたこともあります。 いずれにしても短期間のみ製造されたレアなモデルです。 冒頭の写真は、ショップにシーフォームグリーンのコールマン500をお探しのお客様向けにレストアしたものになります。 もともとは以下のような状態でした。 シルバーの耐熱塗装には抵抗があるとのこ ...

200Aのディレクションディスク

ランタン

2022/5/21

コールマン200Aファン待望のディレクションディスクのリプロ品

ビンテージコールマンといえば200Aというぐらい、通称「赤ランタン」にハマっているユーザーは多いんじゃないかと思います。 管理人はなぜか200Aには興味が湧かず、モデル222ピークワンランタンにハマってます。 ランタンやストーブ関連のネットショップを運営していますので、少なからず200Aのパーツも取り扱っています。 2~3年前には簡単に手に入った200A用の新品バルブなども、今や入手困難な超希少パーツのひとつです。 冒頭写真のディレクションディスク、コールマン品番220A172も中古ですらなかなか出てきま ...