Johnny

プラスチック溶接

ストーブ

2023/6/11

コールマンピークワンストーブ用プラケースの爪割れ溶接修理

上の写真はコールマン400シリーズ、505、576等ピークワンストーブ用の専用プラスチック収納ケースです。 ピークワンストーブ用の収納ケースはアルミ製がよく知られていますが、赤いプラケースも販売されました。 モデル222などピークワンランタン用プラケースも同じ仕様ですが、高さが違います。 底の黒い部分は共用部品です。 ピークワンストーブ用のプラケースは、ピークワンランタンのプロパンバージョン、モデル5414用としても販売されました。 モデル5414を収納するには下の写真にあるアダプターが必要なのですが、e ...

ジェネレーターのクラック

ストーブ

2023/5/14

コールマン508ストーブジェネレーター508-5891のクラック修理

上の写真はショップでお預かりしたコールマン508。 ヤフオク経由で修理をお請けした個体です。 ジェネレーターの黒バルブ側ではなく、燃料バルブ側からの燃料漏れが止まらないとのことでした。 モデル508や400など2レバータイプのジェネレーターを持つストーブは、火力調整レバー(黒レバー)基部のグラファイトパッキンが摩耗限界に達すると、六角ナットを締めても燃料漏れが止まらなくなります。 508-5891、400-5891などの交換用ジェネレーターはメーカー在庫もありませんので、オークション等から入手することが多 ...

ストーブ

2023/4/29

ホエーブスNo.29アルコールストーブのベポライザー再生

上の写真はオーストリア製ホエーブスNo.29アルコールストーブ。 1900年代に作られた重力加圧式の2バーナー仕様です。 ホエーブスストーブは625や725がよく知られていますが、アルコールストーブにも多くのモデルが存在します。 火力では灯油やガソリンを燃料とするストーブに軍配が上がりますが、プレヒートの短さや燃焼音の静かさではアルコールストーブが勝ります。 煤や臭いが出ないのもアルコールストーブの大きなメリットになるかと思います。 ホエーブスのアルコールストーブは国内ではなかなか出てきませんが、eBay ...

ホエーブスNo.29

ストーブ

2023/4/24

ホエーブスNo.29アルコールストーブの備忘録|Phoebus Gravity Stove

上の写真は1900年代に作られた重力加圧式アルコールストーブ、ホエーブスNo.29。 ガソリンや灯油を燃料とするストーブのような煤や轟音が出ない、とても趣のあるバーナーです。 火力面ではガソリンや灯油を燃料とするストーブには及びませんが、短い時間のプレヒートで済む使い勝手の良さも魅力です。 構造がとてもシンプルですが、細かな火力調整も可能です。 ホエーブスアルコールストーブはUsed品の場合、上の写真にあるベポライザー(Vaporiser)というコールマン等のジェネレーターに該当する部品のレストアがネック ...

Coleman576

ストーブ

2023/4/24

メーカー修理不能で返送されたコールマン576の修理事例

上の写真はショップでお預かりしたコールマン576。 とろ火ができるストーブとして人気の高いコールマン2レバーの原点とも言えるモデルです。 ただ、交換用ジェネレーターの入手がネックで、ショップに修理依頼の多いモデルでもあります。 2023年現在ショップにモデル576用新品ジェネレーター505-5571、もしくは互換品番505A5571(505A557C)の在庫はありますが、在庫がなくなってしまったらどうするか・・・。 また、新品ジェネレーターの価格も2万円ほどになりますので、使用を続けるか悩ましいユーザーも ...

ホエーブスNo.35

ストーブ

2023/4/24

ホエーブスNo.35アルコールストーブのレストア|Phoebus Gravity Stove

上の写真はホエーブスNo.35、重力加圧式アルコールストーブ。 1900年代に作られたもので、本国オーストリアでも状態の良い個体はなかなか出てきません。 eBayなどマメにリサーチしていると、たまにそこそこの状態の個体が出てくるかもしれません。 ただ、そのままの状態で使える個体やオリジナルの部品や外観を保った個体はまず出てこないでしょう。 また、ホエーブスのアルコールストーブに関するパーツリストや資料が少なく、構造を考えながら部品を作成するぐらいでないとレストアは難しいかもしれません。 ベポライザー(Va ...

ピークワン400用バルブアセンブリー

ストーブ

2023/3/18

コールマン 400-5571 ピークワン 400ストーブ用バルブの修理事例

上の写真はとろ火ができるストーブとして人気のコールマン2レバーストーブ、モデル400燃料バルブアセンブリー。 2レバーのピークワンは交換用ジェネレーターの入手がネックではありますが、未だ現役で愛用するユーザーの多いコールマンの名機です。 初代のモデルになると2023年現在で製造から45年ほどになり、一度もメンテナンスされていない個体などは内部の部品が冒頭の写真のような状態になっているものも少なくありません。 このモデル400用燃料バルブアセンブリー、品番:400-5571にはフューエルチューブ内にロッドが ...

ストーブ

2023/1/31

コールマン505Bの燃焼不具合|フューエルチューブの分解洗浄

上の写真は燃焼不具合でお預かりしたコールマン505B。 使用感少なくペイントロスの少ない、とても状態の良い個体です。 モデル400、576等と並んで人気のある2レバーストーブです。 交換用ジェネレーターの入手がネックではありますが、コールマン2レバーストーブの人気はまだまだ健在。 この個体に装着されているジェネレーター505A5571も、なかなか手に入らなくなってきました。 外観からは問題なさそうに見えましたが、ポンピングして燃料バルブを開けてもエアー吐出音が聞こえない・・・。 この症状はジェネレーターの ...

コールマンポンプカップ

ストーブ ランタン

2022/12/4

コールマンポンプカップ(ネオプレーン製)216-1091の購入制限

上の写真はコールマン純正ポンプカップ、ネオプレーン製の品番216-1091。 ショップやオークションに出品する個体の多くは、このポンプカップも新品に交換しています。 リュブリカントを事前に浸み込ませる作業が必要がないため、ショップではネオプレーン製のポンプカップを主に使用します。 ポンピング時の感覚の違いから皮製のポンプカップと好みが分かれるところですが、メンテナンス性ではネオプレーン製に分があるかと思います。 ただ、最安で購入できるコールマンオンラインショップで購入しようとすると、管理人の場合以下のよう ...

コールマン226のバルブアセンブリー

ランタン

2022/11/7

コールマン226ピークワンランタンのバルブ&フューエルチューブ修理

上の写真はショップでお預かりした、コールマン226ピークワンランタンの修理完了品。 ピークワンランタンはモデル222から始まり、222A、222Bと続き、この226になります。 ピークワンランタンは管理人が高校生の時にはじめて手にしたコールマンでもあり、もっとも思い入れのある機種です。   修理のご依頼内容 上の写真がお預かりした際の226。 もう少し詳しく見てみます。   点灯しても5分ほどで消えてしまうということで、ネットで調べた情報をもとに修理に取り掛かったということでした。 一般に上記症 ...

コールマンプロパンランタン5414

ランタン

2022/10/30

コールマンプロパンランタン5414の消火不良修理

上の写真はコールマンプロパンランタン、モデル5414。 222などピークワンランタンのプロパンバージョンです。 バルブアセンブリーやジェネレーターは異なりますが、バーナーフレームやベンチレーター等ガソリン仕様のモデルと多くが共通部品となっています。 先日メルカリ経由で購入いただいた下の写真の部品が、消火不良といううことでショップに戻ってきました。   症状はバルブを閉めても消火できないというもので、バルブアセンブリーを分解して原因を探る必要があります。 ただ、この5414のバルブアセンブリーには ...

コールマン200A

ランタン

2022/10/25

点火しないコールマン200Aのメンテナンスログ

上の写真は点火しないとのことでショップでお預かりしたコールマン200A。 ベンチレーターが赤の通称クリスマスランタンなのですが、燃焼確認に必要のないグローブやベンチレーター等の部品は、送料節約のため送らないようにしてもらっています。 先日もご返送したピークワンランタンの開梱時にグローブを割ってしまったお客様がいました。 ランタンの修理時にグローブは必要ないので、当方のショップに限らず、無用な破損リスクを避けるためにも必要なもののみ送るようにするといいです。 タンク内錆取りの定番花咲かG タンククリーナーを ...