コールマン500フューエルチューブ二重管の構造
上の写真はコールマン500のフューエルバルブアセンブリー。 パーツナンバーは500-6571になります。 修理後のフューエルチューブを取り付けるところです。 今回はフューエルチューブ二重管の構造についてご紹介します。 フューエルチューブはクリーニングが困難 フューエルチューブはエアーと燃料を同時に送り出すため、二重構造になっています。 下の写真にある穴からエアーを吸い込み、フューエルチューブ先端から燃料を吸い込む仕組みです。 ※上の写真は修理済みの部品で、二重管外側のチューブを耐熱ボンドで接着しています。 ...
コールマン222バルブステム&フューエルチューブのOリング交換
上の写真はコールマン222の後期モデル、222A等に装着されたバルブステム&フューエルチューブを構成する部品。 初期型222や226以降のピークワンランタンには、写真と異なるエキセントリックブロックが装着されているものもあります。 ただ、バルブステムとエキセントリックブロックのOリング交換手順はどのモデルも同じです。 今回はピークワンランタンのバルブステムとエキセントリックブロックのOリング交換手順をご紹介します。 モデルごとに異なるバルブアセンブリー ピークワンランタンはモデル222に始まり、2 ...
点火しないコールマン222ピークワンランタンのジェネレーター整備
管理人がもっとも愛する火器のひとつ、ピークワンランタン。 高校生の時はじめて手にしてから、もう35年ほど。 今でも元々付いていたジェネレーターが使えています。 きちんとメンテしてやれば長く使えるのがオールドコールマンのいいところ。 ピークワンランタンはいつの間にかビンテージランタンの仲間入りをしていたようで、オークション等でもいい値段で取引されるようになりました。 点火しないピークワンランタンの中には、クリーニングしてやるだけで復活するものも多いです。 今回は点火しないピークワンランタンのトラブルシューテ ...
コールマン2レバージェネレーターのメンテナンスログ|508-5891
上の写真はショップでお預かりしたコールマン2レバーストーブ用ジェネレーター、品番508-5891です。 黒レバーが抜けないということで、グラファイトパッキン交換をご依頼いただきました。 今や新品の2レバーストーブ用ジェネレーター508-5891、400-5891などは、そこそこの中古ストーブ本体が買えてしまう値段になっています。 そもそも新品の508-5891、400-5891を見つけること自体が難しくなってきています。 そんな背景もあって、2レバーストーブ用ジェネレーターの再生修理、グラファイトパッキン ...
eBay購入トラブル事例|国が変われば出品者も色々です
オールドコールマンにハマると国内のオークションなどでは飽き足らず、最終的にeBayに行き着く方も多いんじゃないかと思います。 かく言う管理人も、転送業者を利用してeBayからランタンやストーブを個人輸入している一人です。 国内のオークションやフリマサイトでもたまにありますが、海外のオークションではこちらの常識を超える出品者に出会うことが少なくありません。 数が多すぎてすべてを覚えているわけではありませんが、記憶に残る個性的なeBayセラーを何人かご紹介したいと思います。 eBayのやり方を教えてほしい 上 ...
固くて回らない!コールマン222ピークワンランタンの燃料バルブ取り外し
なんでこんなに固いんだ! 古いランタンやストーブをメンテしていると、固くて一筋縄では回りそうもないバルブに出会うことはよくあります。 いわゆるオールドコールマンあるあるというヤツです。 昔は現在のように優れたシール剤はなかったでしょうから、ランタンやストーブの燃料バルブなど気密性を保つ必要がある部品には接着剤のようなものが塗布され、結構な力で締め込まれていたようです。 このまま回したらバルブがねじ切れてしまうんじゃないかというぐらい、うんともすんとも言わないようなオールドコールマンに出会うことも珍しくあり ...
コールマン500愛好家からの嬉しいお便り
上の写真はショップでコールマン500を複数台お買い上げいただいたお客様からいただいた写真。 問題なく稼働しているとのお便り、何より嬉しく思います。 このお客様にはモデル500のほか、502の未点火品などもご購入いただいており、他のショップで入手したストーブの修理などもお引き受けさせていただいております。 「使えるビンテージ」にこだわるお客様なので、整備するこちらとしても一切妥協せず、整備費用もそれなりにいただいております。 ストーブを中心に集めていたお客様なのですが、あらたに200Aを入手したとのことで、 ...
コールマン576用ジェネレーター505-5571のニードル再生修理
上の写真はショップでお預かりしたコールマン576用ジェネレーター、品番505-5571です。 今やオークションにもめったに出てこない希少な廃版パーツになりました。 モデル576は、フィールドに映える鮮やかなカナダグリーンが目を引きますよね。 ストーブのジェネレーターはいつかは交換が必要になる消耗部品です。 コールマン2レバー系ストーブフリークにとって、愛機を使い続けるには交換用ジェネレーターの確保がネックになるのではないでしょうか。 このピークワン576ストーブ用2レバージェネレーター505-5571はじ ...
コールマン2レバー508ストーブのジェネレーターニードル再生修理
上の写真はショップでお預かりした2レバータイプのコールマン508。 交換用新品ジェネレーターの価格がネックではありますが、とろ火ができるシングルバーナーとしてキャンパーからの人気が高いモデルです。 キャンプでの炊飯にコールマン400など、とろ火ができるピークワンストーブが活躍するケースは多いようです。 コールマンの2レバーストーブを使い続けるにあたって問題なのは、壊れてしまったときにコールマン社で修理を引き受けてもらえないこと。 特に2レバーストーブ用のジェネレーターについては、アセンブリーごとの交換がコ ...
コールマンストーブ赤火の原因と解消事例|2レバー508編
上の写真はコールマン508ストーブ、とろ火ができる2レバータイプ。 不完全燃焼とバーナーボウルからの燃料漏れ修理のご依頼品です。 ジェネレーターメンテナンスとバーナーボウル内の耐熱綿交換で、ご依頼いただいた作業は完了しました。 ご依頼いただいた修理は完了したものの、外観がとても綺麗なだけに個人的に気になる部分がありました。 以下の動画をご覧いただくとわかりますが、ポッポッと出る赤火です。 ストーブの赤火の原因は様々ですが、バーナー周りに付着した不純物やバーナーリングの錆が原因であることも多いです。 ガスが ...
オプティマス323用ジェネレーターのロウ付け修理
上の写真はオプティマス323用ジェネレーターのロウ付け修理完了品。 ジェネレーターチューブとアセンブリー部分が分離した状態でお預かりしました。 ヤフオク経由でご依頼いただいた修理で、5,000円の工賃にて作業させていただきました。 ショップにジェネレーターのロウ付け修理をご依頼いただいた場合、基本的にストーブごとお送りいただいて燃焼確認をしてからご返送しています。 しかし、管理人にはオプティマス323についての知識がないため、今回はジェネレーターのみお預かりしての修理になりました。 お預かりした部品を見る ...
PayPalのクレームによるeBayでの購入トラブル解決事例
上の写真はeBayで落札したコールマン500用ジェネレーターのNOS品・・・のはずでした。 パッケージの傷みは経年なりで、一見問題のない未使用長期保管品に見えます。 しかし実際に届いたのは、ジェネレーターチューブとニードルともに曲がっていて、燃焼痕あり、レンチマークあり、クリーニングワイヤー欠損、ジェネレーターコイルはタールで固着して取り出せないという、明らかなUsed品でした。 オークションなどに出品されているオールドコールマンや部品の中には、時に商品説明と異なる状態のものがあったりします。 管理人は月 ...