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コールマン508ストーブジェネレーター508-5891のクラック修理

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コールマン508

上の写真はショップでお預かりしたコールマン508。

ヤフオク経由で修理をお請けした個体です。

ジェネレーターの黒バルブ側ではなく、燃料バルブ側からの燃料漏れが止まらないとのことでした。

モデル508や400など2レバータイプのジェネレーターを持つストーブは、火力調整レバー(黒レバー)基部のグラファイトパッキンが摩耗限界に達すると、六角ナットを締めても燃料漏れが止まらなくなります。

508-5891、400-5891などの交換用ジェネレーターはメーカー在庫もありませんので、オークション等から入手することが多いかと思います。

ただ、2023年現在、価格は2万円前後となっており、かつてのように気軽に交換できる部品ではなくなってしまいました。

ショップにもお問合せをいただきますが、交換ではなく延命できるジェネレーターも多いですので、お困りの際はご相談いただければと思います。

今回お預かりした個体のジェネレーターは、グラファイトパッキンからの燃料漏れではなく、下の写真のようにバルブとの接続部分のクラックによるものでした。

ジェネレーターのクラック

もう少し拡大してみます。

ジェネレーターのクラック

何度も取り付け取り外しをしていると、金属疲労で上の写真のようにジェネレーターにクラックが入ることはよくあります。

ジャムナットを必要以上のトルクで締め付けるのも、このようなクラックの原因になります。

メーカー的には「クラックの入ったジェネレーターの再使用はやめてくれ」ということになりそうですが、この程度のクラックならロウ付けで問題なく修理できます。

気軽に新品ジェネレーターが入手できなくなった今、修理できるものは修理して再使用するしかないのではと思います。

ショップには「コールマンから修理不可で返送されてきた」という個体が多くやってきます。

そのほとんどを修理していますので、使用をあきらめる前にご相談いただければと思います。

今回お預かりした508も息を吹き返しました。

燃焼確認

ロウ付け修理した個所からのガス漏れチェックには、点火前にガス漏れ検知剤を使い、点火後にライターの炎などを近づけて引火しないか確認するといいです。

ジェネレーターに開いたピンホールは目視での確認が困難なので、不具合の原因であることが気づきにくいものです。

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ガス漏れチェック

コールマン2レバーストーブ508修理完了品の燃焼確認

ロウ付け修理は部品の状態にもよりますが、5,000円からお請けしています。

ジェネレーターのピンホールや部品のロウ付け剥がれ等でお困りの際はご相談いただければと思います。

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