気軽には買えなくなってしまった、コールマン2レバータイプのジェネレーター。
モデル400等ピークワン系ストーブや2レバータイプの508を使い続けるには、いつかは交換が必要になる部品です。
延命措置としてレバー基部のグラファイトパッキン交換が知られていますが、チューブそのものに穴が開いたりすると、いよいよ交換するしかなくなります。
グラファイトパッキン交換にはレバーを引き抜く必要があり、その作業で下の写真のようにトーチバーナーを使用します。
運がよければすんなり抜けることもありますが、たいていは難儀するはずです。
抜けないからとトーチバーナーで炙りすぎると・・・。
下の写真のようにロウが溶解して、ジェネレーターがバラバラになることも。
やっちまった!
そう思うかもしれませんが、もともとがロウ付けされている部品なので、ロウ付けし直せば元通りに使えます。
今回ショップでお預かりしたのは、父上から譲り受けたという2レバータイプ508ストーブのジェネレーター。
チューブ内の超音波洗浄も施工させていただきました。
下の写真のように綺麗に洗浄してからロウ付けします。
グラファイトパッキンの再充填はご自身で行いたいということでしたので、下の写真の状態でのご返送となりました。
グラファイトパッキンの再充填をして組付ければ、下の写真のような状態になります。
部品のロウ付け作業は1か所あたり5,000円~でお請けしています。
オールドコールマンのロウ付けがはがれてしまった場合など、ご相談いただければと思います。