ランタンやストーブの名脇役といえば、ファンネル(漏斗)ははずせないですよね。
コールマンにハマるまでは漢字の「漏斗」の読み方「じょうご」が読めませんでした^^;
趣味を通して感じの読み方まで覚えられるとは、コールマンにハマったおかげとでも言っておきましょう。
同じくコールマンにハマってしまった方から、おすすめの漏斗を教えてほしいというご連絡をいただきました。
たかがファンネルと思う方もいるかもしれませんが、ファンネルも凝りだすと泥沼にはまっていきます。
たとえば、下のリンクにあるコールマン純正、現行の赤いプラスチック製の漏斗。
どう考えても数十年前に作られたオールドコールマンには似合いません。
ランタンやストーブに燃料を入れるところから楽しみたいなら、やはりビンテージファンネルでしょう。
私は普段の整備に35年前に買ったコールマンNo.0 アルミファンネルを今でも愛用しています。
お出かけ用に銅製ファンネルをコレクションするようになりました。
最近は購入したファンネルをリストで管理するようになりましたが、過去に購入した未整理のファンネルが家のあちこちに眠っているはずです。
リストで管理しているファンネルだけでも現在100近くあり、全部で何個のファンネルが家の中にあるのか正確な数はわかりません・・・^^;
おすすめの漏斗
上の写真はコールマン社がシアーズに供給していたアルミファンネルです。
コールマンNo.0ファンネルとロゴマーク以外はまったく同じですが、流通が少ない希少なファンネルです。
シアーズフリークには憧れのファンネルではないでしょうか。
さて、先ほどの「おすすめの漏斗を教えてほしい」という一件。
鉄製と銅製のファンネルを探しているということで、価格と状態のバランスの取れたものをヤフオク経由で購入していただくことになりました。
1930年代の鉄製、1930~40年代の銅製ロング、ショートファンネルのおすすめ品をそれぞれお伝えし、鉄製と銅製ロングファンネルを無事落札いただくことができました。
銅製ショートファンネルについては他の方に落札されてしまったため、ご希望に合うものを再提案させていただくことになりました。
銅製ファンネルにはもともとメタルメッシュフィルターとブルーフィルターが付いているのですが、メタルメッシュフィルターが破れていたり、ブルーフィルターが欠品している個体が多いです。
手持ちの銅製ショートファンネルから、メタルメッシュフィルターとブルーフィルターが付いているものを探してみました。
コールマン1930~40年代カッパーショートファンネル
ファンネルの状態
このファンネルはほとんど使われないまま、長い間しまわれていたんでしょう。
引き出しの中などでコロコロと転がるときに、引き出しの底とファンネルの接する外縁部分の銅メッキだけが剥がれていったような状態に見えます。
内側はメタルメッシュフィルターの変色もなくパーフェクトかと思います。
上の写真の赤丸で囲った小さなへこみが、唯一のマイナス査定ポイントでしょうか。
オリジナルのメタルメッシュフィルター、銅製フレームのブルーフィルター、全体の銅メッキがこれほど綺麗に残っている個体はなかなかありません。
ブルーフィルターの布を張り替えれば、NOS品で通用するレベルかと思います。
とても状態の良い個体なので、「もったいないから飾っておこう。」なんてことになると、もう1回ファンネル探しの旅が必要になるかもしれませんね。
ショップにもレアなファンネルを掲載することがありますので、たまに覗きにいらしてください。