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コールマンビンテージファンネル1920~40年代の鉄製と銅製

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ショップのお客さんからのご相談。

細い給油口にフィットする手ごろな価格の銅製ファンネルが欲しいとのこと。

無類のファンネル好きの管理人としては、とても嬉しいご相談です。

ぜひとも、ワクワクするようなファンネルを手にしていただきたいです。

コールマンNo.0ファンネルの種類

コールマン社のパテントが刻印されたNo.0ファンネルの登場は1920年代。

スカイラー社とコールマン社ふたつの会社名が刻印された、OEM生産の鉄製ファンネルが最初です。

鉄製No.0ファンネルにはもともと銅メッキが施されているのですが、銅メッキが綺麗な状態で残る個体は少なく、鉄の地が見えているものがほとんどです。

そして鉄製から銅製、アルミ製へとNo.0ファンネルは素材が変わっていくのですが、製造年代によってデザインも変わっていきます。

さらに、米国工場製とカナダ工場製によってもデザインに違いがあり、管理人のようにファンネルにハマってしまうと、お金がどんどん減ることになります。

 

1920年代の鉄製ファンネル

銅メッキはほぼ残っていませんが、メッシュフィルターが生きており、給油口のぐらつきもありません。

ファンネル内部と給油口の先端が錆びてはいますが、丁寧に錆落としをしてやれば、まだまだ現役で活躍できるファンネルです。

 

1930~40年代の銅製ファンネル

素材が鉄から銅になる過渡期のNo.0ファンネルで、サイズはほぼ鉄製と同じです。

メッシュフィルターが綺麗に残っている個体はポイントが高いです。

 

1940年代の銅製ファンネル

1940年代になると、No.0銅製ファンネルはなぜかひと回り小さくなってしまいます。

材料費のコストダウンでしょうか。

ファンネル内部の形状によって、メッシュフィルターの付くものと付かないものがあります。

ブルーフィルターが欠品している個体が多いですが、銅製ファンネルはフィルターフレームも銅製がオリジナルです。

 

たかがファンネル、されどファンネル

ファンネルはストーブやランタンに燃料を入れる単なる道具と言ってしまえばそれまで。

でも、現行のプラスチック製ファンネルはオールドコールマンには似合わないですよね。

管理人の場合、なぜファンネルに惹かれてしまうのかよくわかりません。

ファンネルを眺めているだけでニヤニヤしてしまうんですよね。

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