![ピークワンランタンケース](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_2880.jpg?v=1710838908)
上の写真はピークワンランタン用プラスチックケースのタンクをホールドする台座部品です。
ランタンを入れてケース本体を上からかぶせて持ち運びができる便利アイテムのひとつです。
ランタン収納時は下の写真のようになります。
![コールマンピークワンストーブ用プラケース](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0037-1024x768.jpg)
メルカリやヤフオク、ebayなどで、ピークワンランタン用プラスチックケースはまだ結構見かけます。
ただ、新品はともかくUsed品になると、たいていはプラスチックの劣化によりどこかしらに割れや折れなどがあります。
今回入手したケースも、下の写真のようにタンクをホールドする爪3か所のうち、1ヶ所が折れていました。
![ピークワンランタン用プラスチックケース](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_2881.jpg?v=1710853534)
最近はプラスチック溶接機も手軽に入手できるようになり、上の写真のように折れた部品が残っていれば、見栄えはさておき修理は可能です。
5~6千円ほどで、必要なものがすべて揃ったプラスチック溶接機キットが入手できます。
今回はキットに入っていたV字のステープル(補修用の針金)で、折れた爪を台座に接続溶着します。
下の写真のように、折れた爪と台座にステープルを埋め込む感じです。
![プラスチック溶接機での修理](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_2882.jpg?v=1710854283)
![プラスチック溶接機での修理](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_2883.jpg?v=1710854294)
後はステープルの不要部分をカットして、溶けて盛り上がったプラスチック部分をキット付属のコテでならせば、下の写真のようにそこそこの仕上がりになります。
![プラスチック溶接機での修理](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_2884.jpg?v=1710854518)
![プラスチック溶接機での修理](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_2885.jpg?v=1710854539)
金属製のステープルが内部に埋め込まれたことで、修理部分の強度はオリジナルより上がったのではと思います。
下の写真のように、がっちりとタンクをホールドしてくれるようになりました。
![修理箇所](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_2892.webp)
![修理箇所](https://outdoor-fan.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_2893.webp)
プラスチック溶接機が1台あると、家庭でのDIYの幅もグンと広がると思います。
ただ、うまく溶接できるようになるには、ある程度の練習が必要です。
結構簡単にステープルが母材を貫通してしまうので、プラスチックごみとして捨てるもので練習してから本番に臨むことをおすすめします。