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コールマンスパークイグナイター取り付け例|ピークワンランタン222A編

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コールマン222A

あれ?ライターどこ行った?

ガソリンランタンや灯油ランタンにも、よくあるカセットガス式ランタンのような点火装置が付いていればと考える人も多いはず。

ライター要らずでランタンに点火できれば楽ですよね。

実は国内未発売なのですが、コールマンにはスパークイグナイターというランタン点火部品があるのをご存知でしょうか。

スパークイグナイターを装着している管理人の222Aで、実際の使用動画を撮影してみました。

スパークイグナイターはシアーズランタンなど、バーナーフレームに点火口が空いていれば、たいていのランタンに取り付けできます。

今回は管理人の35年来の相棒、コールマン222Aへの取り付け例をご紹介します。

スパークイグナイターのしくみ

スパークイグナイター

スパークイグナイターの構造は非常に単純で、使い捨ての100円ライターやジッポーの「シャッ」とこする部分と同じイメージです。

フリント(発火石)をヤスリでこすって火花を発生させ、気化した燃料に点火する装置です。

管理人はスパークイグナイターに付属する取り付けステーやナットなどはずして、アルコールストーブやホエーブスなどの点火にも使っています。

下の写真をご覧いただくと使用方法がイメージできるかと思います。

スパークイグナイターの使用方法

222Aへの取り付け例

222への取り付け例

上の写真は222Aへの取り付け例ですが、ハンドルがタンクと干渉しているのがわかりますでしょうか。

海外から中古のスパークイグナイター付き222などを購入すると、よくこのように取り付けられています。

使用には差し障りないのですが、金属のハンドル部分がタンクにあたるわけですから、ペイントロスやキズ、へこみが気になりますよね。

200Aなど中型、または大型ランタンであれば、バーナーフレームとタンクの距離があるので、同じ取り付け方をしてもハンドルがタンクと干渉することはありません。

222など小型ランタンは小さすぎて、スパークイグナイターに付属する取り付けステーを使っても取り回しが難しいでしょう。

管理人の場合、222Aへの取り付けでは下の写真のように、ナットを2つバーナーフレーム側に挿入して、ハンドルがタンクと干渉しないようにしています。

2つのナットを挿入

222への取り付け例

使用するナットは内径6mm以上であれば、余っているものでいいんじゃないかと思います。

フリント部分をデフォルト位置より1cmほど上で止まるようにすれば、ハンドルがタンクと干渉することはないはずです。

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高さ調整ナットの挿入方法

ハンドル部分

バーナーフレーム側にナットを挿入するには、ネジで固定されているハンドル部をいったん取りはずします。

このとき注意しておきたいのは、ハンドル内部に入っている予備のフリントです。

ハンドルを逆さにしてやると、下の写真のように予備のフリントがポロっと出てきます。

フリント

フリントは安い部品ではありますが、必要な時にないと困る予備部品なので、失くさないようにしましょう。

続いて、スパークイグナイター固定ナットもいったん抜き取り、下の写真のようにナットを挿入します。

ナット挿入

222への取り付けのコツ

スパークイグナイター取り付け

上の写真は管理人が使用している222Aのバーナー部を上から見たところです。

スパークイグナイターのフリント収納部分とグローブが干渉しないように、スパークイグナイターに付属するナットで固定しています。

付属する説明書には、フリント収納部分をバーナーフレームに引っ掛ける感じで取り付けるよう記載があります。

スパークイグナイター本体とハンドル軸が共回りしないよう、バーナーフレームをストッパー代わりに取り付けるのが説明書の方法です。

ただ、サイズが小さい222の場合、説明書通りに取り付けるとフリント収納部分とグローブが干渉します。

幸いなことにハンドル軸にある溝と、スパークイグナイター固定ナットに細工がされていることで、共回りしない取り付けを実現できます。

細工されたナットと溝

上の写真をよく見ていただくと、ナットの内側に針金が通っており、ハンドル軸にも溝が切ってあるのがわかると思います。

これは点火時にはスパークイグナイターをホヤに近づけ、点火後には下へまっすぐスライドさせるためのガイドになっています。

222ランタンには、このガイドを利用してスパークイグナイターを取り付けます。

下の写真のように、フリント収納部分とグローブが干渉しない位置を探して、バーナーフレーム下側から付属のナットで固定します。

固定する位置を探す

222への取り付け例

スパークイグナイター取り付け可能モデル

スパークイグナイターはコールマン社の製品ですが、シアーズランタンほかバーナーフレームに点火口があれば、たいていのランタンに取り付けできるはずです。

今回ご紹介した点火口に固定する方法であれば、ほとんどのランタンに無加工で取り付けできると思います。

付属するステーを使えば、ハンドルをより回しやすい位置に調整したりすることもできます。

ランタンによっては取り付け場所を選ぶケースもあるかもしれませんが、ホヤに火花を飛ばすことができればOKです。

スパークイグナイターは一度使うと手放せなくなる便利パーツなので、ぜひお持ちのモデルにも使ってみてほしいと思います。

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