上の写真は2/69製コールマン500カナダのUsed品。
バルブノブの赤色に違和感を持つかもしれません。
前オーナーが適当なバルブノブを付けたわけではなく、赤色バルブノブもコールマン500の指定部品です。
コールマン500バルブノブの種類
コールマン500の正式なバルブステムは品番500-2531です。
初期のモデルにはバルブノブとステム一体成型のもの、カナダモデルの一部や500Bなどの後期型にはバルブノブをステムにねじ止めするタイプのものが装着されています。
ステムナットは真鍮製のものとメッキ加工が施されたものがあります。
コールマン500に赤いバルブノブが付いている理由
コールマン500のパーツリストを見るとわかりますが、425ストーブの部品がいくつか流用されています。
500-2531がない場合には、425ストーブ用バルブステム412-2531を使用するようコールマン社から指定されているのです。
この412-2531用のバルブノブに黒と赤の2種類があり、赤いバルブノブを装着すれば、冒頭でご紹介した赤バルブノブのモデル500誕生になるわけです。
500-2531&412-2531の互換性
写真上が500-2531、下が412-2531です。
ステムのバルブノブ側の長さに若干違いがありますが、実使用に影響はしません。
外観も違和感は感じないでしょう。
412-2531装着品の燃焼動画
2/69製コールマン500カナダの詳細画像
モデル500は管理人が毎日のようにメンテナンスしている大好きなストーブです。
今ひとつ調子の悪い個体などありましたら、ご相談いただければと思います。