キャンプや海水浴へ行ったとき、やっぱりお風呂かシャワーは浴びたいですよね。
シャワー施設があるキャンプ場や海水浴場ばかりではないので、1日ぐらいならと我慢する方も多いのではないでしょうか。
そんなとき活躍するのがアウトドア用に作られたポータブルシャワーです。
アウトドア用品メーカーとして人気のコールマンが販売しているポータブルシャワーをご紹介します。
ポータブルシャワーウォーターキャリアー付
現在は250リッターほどの馬鹿でかい清水タンクがついたキャンピングカーに乗っているので、水の残量に気を遣いながらシャワーを使うということもなくなりました。
かつて、容量40リッターほどしかない清水タンクがついたキャンピングカーに乗っていたころは、毎日の風呂をどうするかが悩みの種のひとつでした。
冬はともかく、夏なら水シャワーでいけるんじゃないかと買ってみたのが、乾電池で動くコールマンのポータブルシャワーです。
単一電池4本でポンプを駆動することができるので、エネループなどの充電池を使えば電気代もほとんどかかりません。
最大連続使用時間が約2時間と、1泊程度のキャンプなら家族全員使っても電池は持ちそうです。
水汲みは大変そうですけど・・・。
肝心の吐出量は約2L/分と、乾電池駆動なりの水圧といったところでしょうか。
水流の強さについては動画をアップしたので参考にしてみてください。
バケツでも使える!
このポータブルシャワーのいいところは、専用のウォーターキャリアー(水タンク)がなくても適当なバケツなどがあれば使えるところです。
純正のウォーターキャリアーは折りたたみ式のプラスチック製なので、何度も使っているうちに穴があき水漏れを起こします。
私の使っていたウォーターキャリアーも寿命を迎え、その後はポリタンクを代用しています。
また、お風呂の残り湯を汲む洗濯機の給水ポンプとして使えないか試したこともあるのですが、時間はかかりますが一応は使えます。
エア抜きが必須!
このコールマンポータブルシャワー、水タンクに給水してホースをつなぎ、スイッチを入れるだけでは水は出て来ないんです。
シャワーヘッドがバキュームポンプになっていて、上下にスライドさせていわゆる『真空引き』をしてやらないとスイッチを入れてもポンプが空回りします。
私も初めて使ったとき水が出てこなかったので、壊れているんじゃないかと思ったのですが、ホース内の空気を抜いてやることでスムーズに水が出るようになりました。
アウトドアグッズの水洗いに最適!
私はキャンピングカーにインフレータブルカヤックを積んでいて、このポータブルシャワーはカヤック収納前の汚れ落としにとても重宝しています。
家に持ち帰ってからでは広い場所が確保できずに、なかなかカヤックを丸ごと洗うのは難しいのです。
あとはサーフィンをやる方が、ポータブルシャワーをサーフボードを洗うのに使っているのをよく見かけます。
電池や電気を使わないポータブルシャワーも!
水タンクを高いところに置く重力を利用したアウトドアシャワーや、太陽熱を利用して水を温めるポータブルシャワーなどもあります。
また、水タンクを手動で加圧して利用するアウトドアシャワーなどは、価格も安く構造も単純なので壊れにくく人気があります。
最近では充電式リチウム電池を搭載したポータブルシャワーもあり、水道のない駐車場での洗車などにも活用できそうです。