コールマンフリークの間では未だ人気の衰えることのないシングルバーナー、モデル502。
1963年から20年以上生産された名ストーブであるため、販売された個体の絶対数も他のビンテージモデルに比べ圧倒的に多いモデルです。
状態の程度はピンキリですが、eBayなどでは常に数十台の502が出品されています。
もう一度502のような名機を作ってくれないだろうか・・・。
そんなコールマンフリークの願いが届いたのか、コールマン社が502の復刻版として制作したストーブが502Aです。
赤ランタン200Aを意識したコールマンレッド
ランタンと言えば200Aというぐらい、通称赤ランタン、モデル200Aの人気は未だとどまる気配がありません。
200Aのほとんどが赤色塗装されていますが、502の復刻版はこのカラーを意識したのでしょうか。
実際、200Aと502の復刻版を合わせて持つユーザーは多いようです。
アルミケースとファンネルがセットになった502の復刻版は、ファンネルも赤色というこだわりようです。
管理人的には燃料バルブに赤色を選択してくれてよかったと思っています。
200Aや502の後期型では燃料バルブが黒色になりますが、やはりオールドコールマンには赤い燃料バルブがしっくりくるような気がします。
502A740J 詳細画像
コールマンあるある
上の写真はポンプアセンブリーの右上部分を写したものです。
工場ラインでの大量生産ゆえなのか、そもそもコールマン社の検品レベルの問題なのかわかりませんが、コールマン製品にはこのようなキズモノでも出荷されているものが結構あります。
タンクにへこみがあるまま塗装されてしまったもの、ごみが乗ったまま塗装されてしまったタンクやベンチレーター、ネジが馬鹿になるまで締めこまれたもの・・・etc。
今回ご紹介している502Aにも、出荷時についてしまったと思われるあたりキズがあります。
使用しているとこの程度のキズはすぐについてしまうと思いますが、やや残念な個体ではあります。
専用アルミ収納ケース
502用のアルミケースは、単体では入手がとても難しいオールドコールマンのひとつです。
ランタンやストーブは使っている時はいいのですが、しまうときに収納ケースがないと困るんですよね。
限定復刻版セットにはパングリッパー(鍋つかみ)も一緒に入っています。
久しぶりに天袋を整理したら出てきた502A限定復刻版セットですが、お探しの方がいらっしゃれば・・・。