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コールマン576に400用508-5891ジェネレーターを取り付ける

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コールマン576

上の写真は1977年製コールマン576。

とろ火ができるストーブとして未だ人気の衰えることない、ピークワンストーブの原点ともいえるモデルです。

写真をよく見ていただくとわかりますが、576用ジェネレーター505-5571ではなく、モデル400等に使う508-5891(400-5891)を取り付けています。

576ユーザーから手持ちの508-5891ジェネレーターを、何とか576に取り付けられないかとショップにご相談いただいた個体です。

508-5891(400-5891)と505-5571は燃料バルブの口金も同じなので、ジェネレーターの取り回しを工夫して燃料バルブにつなぐことができれば、2レバーとして機能します。

508-5891(400-5891)は576用505-5571に比べジェネレーター管が短いので、無加工で576には取り付けられません。

今回は下の写真のようにバーナーボウルの燃料バルブ側を、1cm弱ほど切削してジェネレーターの取り回しをショートカットできるようにしました。

ジェネレーターの取り回し

ジェネレーターの取り回し

ジェネレーター管が短い分、短い距離で配管できる取り回しをする必要があるわけです。

加えて短い距離で配管できるよう、下の写真のようにゴトクの中央部分を頂点にジェネレーターチューブを山型に曲げてやります。

ジェネレーターチューブを山型に曲げる

下の写真のように上から見ても違和感はないのではと思います。

ジェネレーターチューブを山型に曲げる

ジェネレーターは途中曲がっていようが、バーナーボックスと燃料バルブが接続できていれば機能します。

576用ジェネレーター505-5571は、400用508-5891(400-5891)に比べてはるかに入手が困難な希少部品なので、このような代替方法もありかと思います。

ただ、バーナーボウル切削が必須なので、愛機にメスを入れることに抵抗があるのであれば、505-5571ないし505A5571を探すしかありません。

今回の施工では下の写真と動画のように、問題なく燃焼しています。

コールマン576の燃焼

ジェネレーターが入手できずに眠っている576などお持ちであれば、508-5891(400-5891)の使用も視野にいれてみてほしいと思います。

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