はじめて手にしたランタンが、高校生の時に親に買ってもらったコールマン222A。
今でも現役でキャンプや登山の相棒として活躍しています。
1983年製の36年選手ですが、壊れる気配のないところにオールドコールマンの魅力と、当時のクラフトマンシップを感じずにはいられません。
オールドコールマン愛好家の悩みの種は、修理できないパーツの供給ではないかと思います。
コールマン222Aにしても、交換用ジェネレーターは当時1,000円前後で買えたと思うのですが、現在はオリジナルジェネレーターは廃盤となってしまい、サイズのひと回り大きな226、229用のものを流用するしかありません。
しかし、226、229用のジェネレーター226-2991は径が約7mmあり、コールマン222、222AにもともとついているG2、G2Aに比べて約1mmほど太くなっています。
この約1mmほど太いジェネレーターは、222、222Aのヒートシールドと干渉してしまい、そのままでは取り付けることができません。
そのため、ジェネレーターが通るヒートシールドの切り込みをリューターやヤスリなどで広げてやる必要があるのです。
ただ、このヒートシールドも廃盤となっており、ビンテージ品を加工することにも失敗というリスクが伴います。
できれば無加工でオリジナルコンディションを保ちたいというのが、多くの愛好家の望みでもあるはずです。
私自身も222シリーズが大好きなのでG2、G2Aを国内、海外のオークションやショップで探しているのですが、めったにお目にかかることができない流通の少ないパーツです。
オリジナルの細いジェネレーターが装着されている222、222Aをお持ちであれば、ぜひとも予備を持っておくことをおすすめします。
G2、G2A各1本ずつですが、2019年6月7日現在、ショップに在庫があります。