炊飯をするソロキャンパーに特に好んで使われるストーブといえば、2レバータイプのコールマンピークワンシリーズ。
現行のモデルでは実現が難しい、いわゆるとろ火ができるのが人気の秘密。
昔から炊飯のコツとして「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋取るな。」ということわざがありますが、とろ火ができる2レバータイプのピークワンはまさにうってつけのストーブなのです。
キャンプやBBQなどで大勢の食事を作るにはゴトクが小さすぎて向きませんが、1~2人での登山やソロキャンには、コンパクトなピークワンはぴったりでしょう。
残念ながらピークワンシリーズの生産はすでに終了していますが、ランタンとともに未だ根強いファンを多く持つモデルです。
かくいう管理人もピークワンに魅せられた一人。
高校生の時に手にしたモデル222Aを今も現役で愛用しています。
モデル222Aの部品集めをしているうちに、気づけばコールマンのコレクターになっていました。
コールマンのコレクターとは言っても、モデル222シリーズと500が専門で、ご依頼があれば他のモデルの修理やメンテナンスもお請けしています。
コールマンはランタンもストーブも構造がシンプルなので、壊れても直せるのがいいところ。
ただ、2レバータイプのピークワンストーブに関しては、使い続けるにはジェネレーターの交換がネックです。
火力調整レバー基部のグラファイトパッキン交換などでジェネレーターの延命はできますが、ジェネレーターはいつかは交換が必要な消耗部品です。
2レバータイプのピークワンストーブ用ジェネレーター400-5891、508-5891、505-5571等、なかなか見つからない上に、オークション等に出てきても消耗部品として気軽に買える値段ではなくなっています。
モデル400、今回ご紹介する400A、505、576など2レバータイプのピークワンストーブを入手する際には、交換用ジェネレーターの調達がネックになることを覚えておきましょう。
素晴らしいストーブであることは間違いないです。
今回ご紹介する1/89製モデル400Aは、ヤフオクに18,000円で出品した個体ですが、即決25,000円ですぐにご落札いただきました。
実機の状態にもよりますが、相場観の参考までに詳細写真をご覧になってみてください。
コールマン400Aピークワンストーブ1/89製詳細写真
燃焼確認動画
ピークワンストーブのジェネレーター修理、レバー部のグラファイトパッキン交換等もお請けしています。
調子の悪いストーブがありましたら、ご相談いただければと思います。