上の写真はメンテナンス中のコールマン500Bカナダ工場製のバーナーフレーム。
よく見ると、真ん中にごみのようなものが見えるかと思います。
すぐに取れるかと思いきや、なんと鋳物のバリで突っついたぐらいでは取れる気配がありません。
ガスの通り道なので、リューターなどで削り取るのがよさそうですが、やがて朽ちていくものとしてこのままにしておくことにします。
下の写真も同じ個体のバーナーフレームの別の部分。
ジェネレーター先端が刺さる部分ですが、角にバリがあるのがわかるでしょうか。
燃焼に直接影響はないものの、上述のバーナーフレーム内部のバリしかり、組み上げ時に気づかないはずはないでしょう。
ちょっと研磨してくれればいいだけなのですが、大量生産ならではの品質管理といったところでしょうか。
コールマン製品では、ほかにもポンプカップを固定するプッシュオンナットの穴やバーナーキャップの穴が、大きくセンターからずれていたりするものもあります。
いずれも穴がズレていても使えないわけではないので返品交換の対象にもなりませんが、ハズレをつかまされるというのは気持ちのいいものではないですよね。
先ほどのコールマン500Bの燃焼具合も気になるところでしたが、下の動画のように特に問題なく燃焼してくれました。
この個体は現在ショップにて販売中です。
コールマン500Bカナダ 1/74製の詳細画像
毎日のようにコールマン500をメンテナンスしていますので、お持ちの個体に不調などありましたらご相談いただければと思います。