ストーブやランタンの消耗部品のひとつ、ジェネレーター。
定期的にクリーニングしてやると、ジェネレーターは結構長持ちするものです。
ただ、いつかは寿命を迎えて交換が必要になるパーツでもあります。
ビンテージモデルともなると、使い続けるためには新品の交換部品の入手がネックになります。
私の大好きなモデル500スピードマスターや、ピークワンランタン222のオリジナルジェネレーターは、おそらく生涯困らないであろう数をストックしてあります。
お気に入りのモデルのジェネレーターは、流通在庫があるうちに確保しておきましょう。
今回は、そんなジェネレーターのお話を少しばかり・・・。
2レバージェネレーター508-5891
上の写真はNOS部品を集めて作ったモデル400ストーブ。
オリジナルに装着されている波型ゴトクとジェネレーター固定金具は、NOSパーツが見つかりませんでした。
ゴトクは波型ではないNOSパーツを入手して、ジェネレーター固定金具はアルミ板を加工して自作しました。
もっとも高かった部品が今回のテーマ、ジェネレーターです。
508-5891と同品番の400-5891でしたが、2018年にヤフオクで7,500円ほどで落札できました。
この508-5891(400-5891)が2020年現在、いくらで入手できるかというと、下の画像を見てびっくりです。
なんと、2万円越えの21,500円!
もはや、そこそこ程度のいい中古の400ストーブが買えるんじゃないかという値段です。
交換用ジェネレーターだけが狙いなら、中古のストーブ本体から取り外すというのも一考でしょう。
ただ、NOSパーツにこだわる気持ちも、もちろんわかります。
そんな買い手の足元を見るように、ヤフオクやメルカリでの508-5891ジェネレーターの価格はますます高騰傾向にあります。
下の画像のように超強気な価格設定をする出品者も増えてきました。
お値段25,800円!
単品でここまで値の張るコールマンパーツはなかなかありません。
以前はショップでも508-5891を取り扱っていたのですが、たとえ入荷できたとしても当時の価格12,500円で販売するのは難しそうです。
eBayでの508-5891落札価格
eBayでの508-5891落札履歴を見ても、$100越えが珍しくなくなってきました。
これを日本に持ってくるとなると、送料、消費税、関税等諸費用の問題も絡んできます。
508-5891を日本のユーザーに届けるためには、eBay以外の入手先を探す必要がありそうです。
一年ほど前までは$20台、$30台で結構出品されていた508-5891ジェネレーターですが、いよいよ流通在庫が枯渇してきた感がありますね。
半年ほど前までは、ヤフオクにも常に複数の508-5891の出品があり、値下げ合戦が繰り広げられていたこともあります。
私のショップ在庫も売らずに寝かせておけば、今頃は・・・(笑)。
2レバージェネレーター505-5571
508-5891と並んでショップによくお問い合わせいただくのが、576用のジェネレーター505-5571です。
505-5571もNOS品は現在ほぼ流通していない希少なジェネレーターです。
半年ほど前はショップにも10個ほど505-5571のNOSが在庫していたのですが、昨年末にあっという間になくなってしまいました。
以降、508-5891と合わせて505-5571も探していますが、なかなか出てきません。
いずれのジェネレーターも入手出来た際にはショップに掲載しますので、たまに覗いてみてください。